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床材にはどのような種類がある?

2023.1.27

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注文住宅を建てるときに、部屋を使う人や使い方によって、床材を変えたいと思う人は多いのではないでしょうか?

しかし、どのような床材の種類があるのか詳しく知らない人は多いものです。
今回は床材のそれぞれの特徴について、詳しく紹介します。

特徴を知ろう

床材は種類によって特徴や適している場所が違います。
注文住宅では、部屋をどのように使うかを決めて、床材を選ぶことがほとんどでしょう。

床材の種類や特徴をよく知り、それぞれの適した使い方をすることで、快適な暮らしにつなげることができます。

またどの床材が適しているもなのか、求めているものに応じる床材にはどのようなものがあるのかなどは、注文住宅を依頼する業者に聞くと良いでしょう。

ここからは、床材の種類について、特徴を紹介します。

複合フローリング

複合フローリングは、親しみがある人が多いのではないでしょうか?
木板や木目のシートが合板に貼り付けられているフローリングです。

日本の多くの住宅で取り入れられており、リビングなどで使われることが多いです。掃除しやすく、メンテナンスも行いやすいため、取り入れる人が多い床材の一つです。

複合フローリングには
* シートフローリング
* 突き板フローリング
* 挽き板フローリング
という3種類があります。

シートフローリングには、オレフィンや樹脂などが用いられています。

突き板フローリングは、木の風合いを楽しむことができ、挽き板フローリングは、より自然な木目を感じることができるなど、それぞれの違いを知り、検討すると良いでしょう。

無垢フローリング

無垢フローリングは、自然の木を加工して床板として活用できるようフローリングにしたものです。
天然の木の風合いを楽しむことができ、木が持つ温かさを感じる人が多いです。

自然の木を活用しているので、ときの経過と共にフローリングが変化していくことができます。

また、無垢フローリングは、人工的に作られた気ではないことから、熱伝導率が低く、フローリングに肌が直接触れても、冷たさを感じることが少ないと言われています。

しかし、自然の木を活用していることから、定期的なメンテナンスを必要とするため、総合的な費用が高くなってしまうことを懸念する人が多いです。

タイル

陶器を使って作られている床材がタイルです。
タイルは、水に強く、硬い性質であるため、寝室やリビングなど暮らしの中で安らぐ場所より、玄関や土間に取り入れる人が多いです。

またカーベットや畳などに比べると掃除しやすいというメリットから、キッチン、洗面所、脱衣所など水回りの場所や汚れが起きてもすぐに掃除したい場所に取り入れられることが多いです。

ただし、タイルは一枚ずつ貼っていく作業が必要があり、手間がかかります。
また、肌がタイルに触れたときに冷たく感じたり、硬い床材であるために、転倒したときに衝撃を吸収しにくい性質があります。

特に高齢の人や力の弱い人の場合は、強く打ち付けてしまうと、大きなケガに繋がることも懸念されます。

畳は日本の住宅で最も親しみのある床材ではないでしょうか。
い草を編むことで出来上がる畳は、古くから日本の住宅で多く取り入れられてきました。

木や石を素材にしている床材より、弾力があるため、体を受け止めやすく、リラックスを得られると感じられる人が多いです。
また、い草の香りにもリラックス効果があるほか、調湿効果があることも畳の特徴です。

ただし、カビやダニが発生しやすいメリットがあるほか、傷みが生じれば畳の入れ替えをする必要があり、メンテナンスが欠かせない床材でもあります。

カーペット

ふわふわした柔らかい感触のカーペットにはクッション性があります。
このため、高齢の人が暮らしたり、小さな子どもが使う部屋に向いている床材です。

また、ほかの床材に比べて音を吸収する力があるため、子どもの騒がしさが気になる部屋に向いています。
すべての音を遮断することはできませんが、騒音を和らげる効果があります

さらに保湿性があることから、肌に床材が触れたときでも、冷たさを感じることがありません。
子どもが使う部屋には適していますが、汚れたときの掃除に手間がかかるというデメリットがあります。

また長い期間使用することで、劣化が起こりやすい床材であることも、デメリットの一つです。

クッションフロア

クッションフロアは、防水性に優れていることから、汚れを落としやすい床材です。
素材もビニールであるため、拭き取ることが簡単にできます。

さらに、クッション性が高いことから、転ぶなどしても衝撃を吸収してくれます。
コストパフォーマンスの良さから、注文住宅を建てるときに取り入れる人が多い床材です。

ただし、凹みや変色が目立ちやすいというデメリットがあります。長く使用することで、劣化を感じられるようになるため、床材に選ぶことを避ける人もいます。

また高級感が得られないなどを感じる人もいるようです。

希望を相談しよう

床材には、さまざまな種類があることを紹介しました。
しかし、適した床材と部屋を把握することは難しいこともあるでしょう。

注文住宅の床材の種類を決めるときに、どの部屋にどの床材が向いているのかがわからない場合には、希望を相談することをおすすめします。

メリットとデメリットをよく知ることで、部屋や空間の使い方が変わったときにも対応できるようになります。
また、暮らしていれば部屋の使い方や、使う人が変化することも考えられます。

床材を決めるときには、将来変化することが可能であるかも知っておくと良いでしょう。
一つの用途だけを知るのではなく、さまざまなメリットを知っておくことで、部屋の使い方を変えるときに役立ちます。

まとめ

ここまで、注文住宅で取り入れられることの多い床材の種類について、詳しく紹介しました。

ここに紹介したものが床材のすべてではありませんが、日本の多くの住宅で取り入れられているものを紹介しました。

床材はそれぞれの部屋や場所を使う人や使い方によって、適したものがあります。
部屋や場所を誰がどのように使うか、どのような使い方をしたいかを考えて床材を選ぶと良いでしょう。

また、どのような床材が適しているのかわからないときには、注文住宅を依頼した業者に相談することもおすすめです。
さまざまな種類の床材から、暮らしに合った床材を選びましょう。

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