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クッションフロアとは

2023.2.24

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床材の一つであるクッションフロアは、塩化ビニールを主な素材として作られます。
CFシートとも呼ばれ、注文住宅を造るときに日本の住宅ではフローリングと同じように広く使われています。

比較的費用が安く、防水性に優れていることから、キッチンなどの水回りに使われることも多く、施工に手間と時間があまりかからないことも広く取り入れられている理由の一つです。

今回は、住宅で広く使われているクッションフロアについて、フローリングとの違いと、クッションフロアのメリットとデメリットをまとめて紹介したいと思います。

床材の種類や違いを知りたい人だけではなく、どのような床材を取り入れれば良いか迷っているという人には参考になることでしょう。

クッションフロアとフローリングは何が違う?

クッションフロアとフローリングは、どのような違いがあるのでしょうか。
注文住宅を建てるときには違いをきちんと把握し、場所にあった床材を選びたいものです。

クッションフロアは、表面がクリア層になっており、その下にプリント層、発泡槽、不織布という段階構造になっています。
やわらかい質感であることが特徴で、クッション性があることから、音や衝撃を吸収しやすい素材です。

これに対してフローリングは、木材にある温もりや香りを感じられることが特徴です。
直接肌がふれたときにやさしい感触を得られるため、家族が集まるリビングなどでは、広く取り入れられています。

どのようなメリットがある?

ここからは、クッションフロアのメリットについて詳しく紹介したいと思います。
どのようなメリットがあるかを知ることで、クッションフロアを注文住宅のどこに取り入れれば選びやすくなります。

費用が高くない

フロアクッションは、ほかの床材に比べると、コストを抑えられることがメリットの一つです。
フロアクッションと同じように床材として広く取り入れられているフローリングなどと比べても、安価であることが多いです。

床材を選ぶ時は、素材や質感、デザインも大切な条件です。しかし、費用が抑えられることも大切な条件であるため、費用を抑えやすいメリットを持つフロアクッションは注文住宅を建てる時に取り入れる人が多いです。

耐水性

フロアクッションの表面は、塩化ビニールで仕上がっています。
このため、水を弾きやすい素材であることがメリットです。

水を弾きやすいだけではなく、幅の広いフロアクッションを貼るため、目地が少ないこともメリットに繋がっています。
目地が少ないことで、水が床材より下に浸みこむことが少ないのです。

このため、キッチンやトイレ、洗面所などの水回りの箇所で取り入れられることに向いています。
これらの場所は、水を使うことが前提ですから、耐水性に優れている床材を選ぶことが必須になります。

汚れと傷に強い

汚れと傷に強いことも、フロアクッションのメリットです。
汚れは付いたとしても落ちやすい特徴を持っているため、水拭きなどで汚れを落とすことができます。

手入れしやすいことは大きなメリットでしょう。
汚れを取りやすいことから、汚れたらすぐに掃除をしたいトイレの床やペットが暮らす場所の床に取り入れる人が多いです。

さらに、フロアクッションは、傷に強いこともメリットです。
フローリングと比べると、クッション性に優れていることから、床に物を落としても衝撃を吸収しやすく、傷が付くことを減らせます。

汚れや傷がついてしまったときには、張り替えることになっても、床のすべてを張り替えるのではなく汚れや傷がついた部分だけを張り替えることができます。

やわらかい

クッションフロアは、文字通りクッション性の高い床材で、やわらかいことがメリットの一つです。
やわらかい質感であることから、肌に触れたときにタイルのような硬さを感じません。

またやわらかく、クッション性に優れていることから、衝撃だけではなく、音も吸してくれます。
このため小さな子どもが使う部屋などには、防音の効果を期待することもできます。

足音なども吸収してくれることもあるため、音を防ぎたいときに取り入れる人がいます。

デメリットは?

メリットばかりのように思うフロアクッションですが、実はデメリットもあります。
デメリットもメリットと同じように把握したうえで、注文住宅に取り入れる場所を決めましょう。

凹みやすい

クッションフロアには、凹みやすいというデメリットがあります。
重い家具などを乗せた場合には、表面がやわらかいために家具の型が付いてしまうことが多いです。

また、肩が付いてしまうなど、凹みができた場合には修復が難しいこともデメリットでしょう。
フロアクッションを修復したい場合には、傷んだ部分や、フロアクッション全体を張り替える必要が出てくる場合があります。

このため、フロアクッションを取り入れる部屋は、どのように使うかを考えてから床材を選ぶようにしましょう。

耐久性と耐熱性が弱い

フロアクッションは、あまり耐久性が優れていないことデメリットの一つです。
変色やひび割れを感じ、汚れが取れにくいと感じたときには、フロアクッションを張り替えることを検討する必要もあります。

また熱に弱いデメリットもあります。強い日差しを受け続けると、変色やひび割れが起きやすくなり、劣化を早めることになります。
さらに、タバコや熱湯など、フロアクッションが熱いものに直接触れると、表面が溶けてしまうことがあることもデメリットでしょう。

まとめ

ここまで、フロアクッションがどのようなものであるか、メリットとデメリットをまとめて紹介しました。
注文住宅を建てるときには、メリットだけではなくデメリットもきちんと把握しておく必要があります。

フロアクッションは、汚れや傷に強く、耐水性に優れていることから、水回りなどで取り入れる人が多いです。
さらに汚れに強いため、手入れがしやすいことも取り入れる人が多い理由の一つでしょう。

またやわらかい素材であることから、音を吸収しやすく、防音の効果を期待することもできます。

ただフロアクッションは、やわらかい素材であることから凹みやすく、凹んでしまうと修復が難しいというデメリットがあります。
耐久性や耐熱性は低く、日差しなどで劣化が早く進むことがあります。

しかし、やわらかい素材であり、比較的コストを抑えられる床材であることから、フロアクッションを床材に選ぶ人は多くいます。
注文住宅でフロアクッションを取り入れるときには、場所がどのように使われるかを考え、適した床材であるかを業者と相談しましょう。

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