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注文住宅で家づくりを行うときには、面倒な手続きが必要であったり、打ち合わせに思っていた以上に時間を必要とすることがあります。

しかし、注文住宅の打ち合わせの時間は、どのような家にするかを考えたり、新しく始まろうとする暮らしに期待を馳せるなど、楽しい時間でもあります。

また、内装や間取り、外観などのデザインを考えるときには、将来の暮らしがどのように変化するか考える時間でもあるでしょう。

注文住宅は、どのような打ち合わせを繰り返すかによって、暮らしへのイメージが具体化できたり、新居の暮らしやすさを実現できるなど打ち合わせが重要です。

今回は、注文住宅で家づくりをするときの打ち合わせについて、詳しくお話ししたいと思います。

打ち合わせでは

注文住宅を建てるときの打ち合わせでは、どのようなことを話し合わなければならないのでしょうか。注文住宅を何度も建てる人はあまりいません。一生に一度の大きな買い物になる場合も多いでしょう。

注文住宅を建てるときの打ち合わせでは、
* 予算などお金のこと
* 間取り
* 日程
などを中心に、どのような家づくりをするかを細かい部分まで話し合うことが大切です。

業者との間に認識のズレがあるまま、工事に入ってしまうと、家を建ててからこのようなはずじゃなかったということが起きてしまいます。

注文住宅を建てるときの打ち合わせは、平均的に10回から15回程度の打ち合わせが必要な場合が多いです。一回の打ち合わせは2時間程度であることが多いですが、小さな子どもがいたり、仕事の都合などがあれば、時間や日程の調整を行う必要があるでしょう。

こだわりたい箇所や、どうしても取り入れたい設備や機能などがある場合や、取り入れることが可能であるか業者の意見を聞きたい場合などは、資料を用意しておくと打ち合わせが進みます。

ここからは、それぞれどのようなことを中心に打ち合わせが進んでいくのかを詳しく紹介しましょう。

お金のこと

注文住宅を建てるときに、大切なことの一つにお金があります。

打ち合わせでは
* 予算がどの程度か
* 収入に対してローン額はいくらぐらいまで可能か
* ローンを組んだときの返済プランや金利負担
などを中心に、将来の生活がどのように変化するかなどを考え、打ち合わせをすることが大切です。

また家には、単に建築費だけではなく、維持費や保険料も発生します。さらに、メンテナンスや補修の費用を考えましょう。ローンを組む場合には無理のない返済プランを計画し、どの程度の予算になるかを考える必要があります。

注文住宅の予算は、年収の5倍程度を目安とすると、無理のない返済プランを計画できると言われています。将来必要になるお金や、収入の変動を考えましょう。

またローンの手続きは、金融機関や収入、時期などによって審査にかかる時間が異なる場合がありますから、工期への影響を考えて計画する必要があります。

間取り

予算の計画が立ったら、間取りや内装、外観など、どのような注文住宅にするかの打ち合わせを始めます。間取りや内装、外観などを検討することは、注文住宅を建てるときの大きな楽しみではないでしょうか。

また、これからの暮らしをどのような形にするかを検討する最も大切な打ち合わせでもあります。

打ち合わせで決めることは、
* 外壁や屋根の色や素材、デザイン
* 部屋数などの間取り
* 壁の色や材質
* コンセントの位置や数
* 窓の位置や大きさ
* 水回りの場所
など、家そのものをどのような形にするかを考えましょう。

また、取り入れたい設備や機能がある場合には、取り入れることが可能であるかを業者に相談し確認する必要があります。

さらに、具体的に取り入れたいデザインがある場合には、業者にわかりやすく説明するためにパンフレットなどの資料を用意すると打ち合わせを進めやすくなります。

業者も必要なものの確認をしやすいでしょう。

日程

注文住宅を建てるときの打ち合わせでは、どの工事にどの程度の時間がかかるのか、日程を確認することも大切です。

引っ越しや、現在の住まいの解約の手続きの段取りがあるだけではなく、子どもがいる場合には、学校の手続きなども進めなければなりません。

注文住宅の多くの場合では、3カ月から4カ月程度の時間で建物が完成します。しかし、天候の影響を受けたり、途中で変更が起きれば、完成までの時間が変わる場合もあります。

都度、打ち合わせをしてスケジュールの変更に対応していくことも大切ですが、実際の工事に入る前におおよそのスケジュールを決めておくと良いでしょう。

また、変更が起きた場合には、どのような費用がかかり、日程にどのような影響があるのかを確認しておくことも大切です。

希望と実現可能なことの擦り合わせ

注文住宅を建てるときには、さまざまなものを取り入れたいと思う人が多いのではないでしょうか？注文住宅を建てるときの打ち合わせは、自分の家がどのような形になるのか楽しみに思う時間でもあります。

こだわり抜いた家を建てることで、より快適な暮らしに繋がるだけではなく、家族の団欒や癒しの場となり、愛着が生まれることも多いでしょう。

しかし、実際には予算が限られてしまっていて、希望するすべてのものを取り入れることが難しい場合もあります。

そのようなときは、打ち合わせをしている段階で、希望するものを業者に提示することで、どのようなものが実現可能であるかのアドバイスをもらうと良いでしょう。

注文住宅を専門に取り扱ってきた業者には、経験と実績がありますから、どのようなものを取り入れることがより良い暮らしに繋がるのかをよく知っています。専門の知識を持つ視点で、注文住宅のアドバイスをもらいましょう。

まとめ

ここまで注文住宅の打ち合わせで、どのようなことを決めれば良いかをお話ししました。注文住宅の打ち合わせは、2時間程度の打ち合わせが10回から15回程度必要だと言われています。

注文住宅の打ち合わせの時間には
* 費用
* 間取り
* 日程
などを中心に、どのような家を建てたいかを考える必要があります。

取り入れたいと思っている設備や機能、デザインなどを具体的に提示することで、実現可能であるか、専門の業者の意見を聞きましょう。打ち合わせを進める中で、希望するものより適したものが見つかる場合もあります。

またどのようなものが必要なのかわからないという場合にも、打ち合わせを進めると具体的に決めることができます。
注文住宅を検討している場合には、業者に相談してみてはどうでしょうか。