注目度の高いバルコニー
2023.3.24
注文住宅を建てるときに、バルコニーを取り入れる人が増えています。
バルコニーは、リビングの延長でありながら、ベランダではないという位置づけで捉える人が多く、屋外にあるもう一つの部屋として、多くの人が注文住宅を建てるときに取り入れようとしています。
しかし、折角注文住宅にバルコニーを取り入れるのであれば、失敗したくないものです。
では、バルコニーを作ろうとするときには、どのようなことに気を付ければ良いのでしょうか。
今回は、注文住宅でバルコニーを取り入れるときに知っておきたいことについて、わかりやすくまとめたいと思います。
注文住宅では、自分の理想の家づくりを行いたいと思う人が多いでしょう。だからこそ、メリットや注意点を知ることで、より自分の理想に近いものを実現できるのです。
バルコニーとは?
そもそもバルコニーとはどのようなものなのでしょうか。
バルコニーとは、建物から外に出された屋根のない欄干に囲まれた箇所のことを言います。わかりやすくいうと、屋根のない部屋ということです。
ベランダとの違いはあまりないと思うかもしれませんが、ベランダには、屋根が設置される場合がほとんどです。
屋根があるかないかの違いが、バルコニーとベランダの違いと言えるでしょう。
バルコニーもベランダも、洗濯物を干す場として使うことが多い箇所です。ただし、スペースを広く取れたバルコニーでは、テーブルや椅子などを置いて家族や友人が集まる場として使うこともできます。
ただし、木造住宅の場合には、柱などをなくして跳ね出せるスペースは1mまでという条件があります。木造住宅の場合で、広いスペースのバルコニーを作りたい場合には、柱や壁を設置する必要があるでしょう。
メリット
バルコニーには、屋根のあるベランダより、日当たりが良いというメリットがあります。
屋根のない屋根を作ることで、家にいながら窓を開ける以外の方法で太陽の光を好きなときに浴びることができます。ほかにも、家庭菜園や植物を育てたり、家族や友人との団らんを屋外でできるというメリットもあります。
屋内でありながら屋外を味わえることが、バルコニーの最大のメリットだと言えるでしょう。
デメリット
バルコニーのデメリットは、設置することに費用が掛かることでしょう。バルコニーを設置しても、洗濯物を干したり、エアコンの室外機を置いてしまうと、ほかに使う場所がなくなってしまったという人は少なくありません。
多くの注文住宅では、家の構造を複雑にしたり、設備を多く取り入れれば、費用が高く掛かってしまいます。これに対して、シンプルな構造であり、取り入れる設備が少なければ、費用を抑えることができます。
バルコニーのポイント
ここまでバルコニーがどのようなものであるか、またメリットとデメリットを解説しました。
ここからは、注文住宅でバルコニーを取り入れるときに、押さえておきたいポイントには、どのようなものがあるのかについてお話したいと思います。
水栓
バルコニーは、屋内という位置づけであっても、屋外であることには変わりません。このため外から砂やほこりが飛んでくることは少なくないのです。
砂やほこりは掃除をしないと汚れが目立ってしまいます。このとき、バルコニーに水栓があると便利なのです。水栓の設置には大きな費用を必要としないことが多いです。
このため、バルコニーを設置するのであれば、水栓を取り付けることをおすすめします。
水栓があることで、掃除が一段と楽になり、バルコニーの汚れを溜めずに済みます。
コンセントと照明
バルコニーにはコンセントを付けると便利であることが多いです。
バルコニーで電気を使いたいと思っても、コンセントがなければ、室内から延長コードなどを使って電気を引っ張ってくるしかありません。
バルコニーにコンセントがあれば、配線でごちゃごちゃすることもなく、スマートに照明を付けたり、電気を使うことができます。また室内の環境を変えることなく、バルコニーを使うことができるでしょう。
バルコニーにはコンセントを付けなければならないということはありませんが、バルコニーをより快適な空間にしたいのであれば、コンセントを設置することをおすすめします。
必要なものを取り入れる
注文住宅でバルコニーを取り入れる人は多くいます。バルコニーのある注文住宅をおしゃれに感じる人も多いでしょう。
しかし、実際に注文住宅でバルコニーを取り入れた人のなかには、暮らしに合わず結果的にほとんど使わなかったという人も少なくありません。
バルコニーに関わらず、注文住宅を建てるときには、必要なものを取り入れることがポイントです。
家族の形やライフスタイルによって、それぞれ必要なものは違います。
確かにバルコニーがある注文住宅はおしゃれで憧れかもしれません。
しかし、実際の暮らしをイメージして、どのように暮らしたいかに合わせて、注文住宅の施工内容を決めるようにしましょう。
導線を考えよう
バルコニーを取り入れるときのポイントに家事導線を考えることが挙げられます。
バルコニーは洗濯物を干す場所として活用する場合も多くあります。家のどこにバルコニーを設置するかを考えましょう。
洗濯機の場所や脱衣所など、洗濯物を取り扱う場所と遠かったり、行き来がしにくい場所であれば、家事ストレスが溜まってしまいます。
少しのことだと思うかもしれませんが、家事は毎日続きます。注文住宅を建てたにも関わらず、毎日ストレスが溜まる生活では、快適な暮らしとは言えなくなってしまいます。
誰がどのような動きをするかを考えて、バルコニーをどこに設置するかを考えるようにしましょう。
まとめ
ここまで、注文住宅でバルコニーを取り入れるときに知っておきたいことについてお話ししました。
バルコニーは屋外にある部屋と捉えることができ、近年注文住宅を建てるときに、取り入れる人が増えています。
バルコニーを設置するときには、水栓やコンセントなど、より快適な空間となる設備を取り入れると良いでしょう。しかし、暮らしに合わせて、外壁の素材や間取りなどの必要なものを選んで設置できることが注文住宅の良いところです。
暮らしや家族の形にバルコニーがどのような位置で、どのような形であれば、快適な空間となるのか検討して、設置を考えましょう。
迷ったときには、業者と相談しながら、決めてみてはどうでしょうか。
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