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注文住宅で吹き抜けを作るときに知っておきたいことのまとめ

2023.6.16

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注文住宅の吹き抜けは

吹き抜けがあると、明るさや開放感が感じられるため、憧れる人が多いものです。注文住宅を建てるときには、そのような憧れを実現するために、吹き抜けを取り入れたいと思う人も多いでしょう。

しかし注文住宅で吹き抜けを取り入れるときには、メリットやデメリットをよく把握しておく必要があります。そこで今回は、吹き抜けのメリットやデメリットについて、わかりやすく紹介します。

注文住宅という夢の実現に加えて、吹き抜けへの憧れを叶えるための参考になるでしょう。

吹き抜けのメリットは

上階に床を作らず、連続した高さがある空間を吹き抜けといいます。

注文住宅で吹き抜けを取り入れると、1階から2階や3階までの天井を見上げられることから、解放感を感じたり、採光を取り入れることで空間を明るくしたりできます。

では、吹き抜けのメリットを具体的に紹介しましょう。

開放感

吹き抜けには、2階や3階まで天井がありません。そのため、天井があることで感じる圧迫感がなく、開放感を感じられることが最大のメリットです。

家族の団欒だけではなく、来訪客があったときにも、開放的な空間で迎えられるため、リラックスした雰囲気を作り出せます。

吹き抜けは、親しい友人や仲間とのパーティーなどの空間には、最適なのです。

採光効果

吹き抜けのメリットには、光を取り入れやすくなるというものがあります。天井がないことで取り入れられる光だけではなく、光が空間で反射することにより、多くの光が生まれるのです。

このメリットを最大限に活用するために、吹き抜け部分を全面ガラスにしたり、より高い位置に窓を設置したりすると、さらに多くの光を取り入れられます。

また、光を多く取り入れることは、つまり太陽光を多く取り入れるということでもあります。

太陽光は、体の調子を整えたり、精神の安定を図ったりする効果があるため、暮らしを健康的にできるのです。太陽光を取り入れることで紫外線の影響が気になるときには、設置するガラスに紫外線を遮断するものなどを取り入れると良いでしょう。

コミュニケーション

注文住宅に吹き抜けを作ると、家族のコミュニケーションを取りやすくなるというメリットがあります。1階と上の階の空間を遮るものがないため、いつも家族の気配を感じられるのです。

1階と2階で分かれてしまうと、それぞれが閉鎖的な空間となって孤立し、家族がどこで何をしているのかわからないということもしばしば起きます。

また、いちいちリビングに来なければ会話ができないということが面倒になってしまう場合もあるでしょう。そのせいで、コミュニケーションの頻度が減ることも少なくありません。

しかし、注文住宅を建てるときに吹き抜けがあると、開放的な空間が広がっているため、リビングに集まりやすくなります。またわざわざリビングに来なくても、帰宅時や外出時に声をかけやすくなるのです。

デメリットもある

吹き抜けのメリットを知ると、取り入れたいと思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、吹き抜けには、デメリットもあります。

冷暖房が効きにくい

注文住宅で吹き抜けを作ると、冷暖房が効きにくいというデメリットがあります。吹き抜けは開放的な空間であるため、全体に冷暖房を効かせることが難しいのです。

また、温度の高い空気は上に上がりやすく、反対に温度の低い空気は下に溜まりやすいものです。そのため、1階に暖房を効かせることが難しく、反対に、2階以上に冷房を効かせることが難しくなるのです。

冷暖房を効きやすくするためには、天井にファンを付けて空気の流れを作ったり、床暖房を設置して、1階の床を暖めたりするなどの方法があります。

メンテナンスに手間がかかる場合も

吹き抜けには、掃除に手間がかかるというデメリットもあります。
床から天井までに高さがあるため、照明の電球の交換に手間がかかったり、天井の掃除に労力が必要になったりする場合が多いです。

メンテナンスの手間を減らすためには、電球をLEDライトに替えて交換頻度を減らすと良いでしょう。また、全面ガラスや高い窓の掃除は、ハウスクリーニングなど専門の業者に依頼すると安全に掃除してもらえます。

照明や全面ガラスでは、種類によってメンテナンスの頻度を減らせるものもあります。注文住宅を建てるときの打ち合わせで、業者と相談すると良いでしょう。せっかく注文住宅を建てるのですから、省エネの照明を取り入れてみてはいかがでしょうか。

バランスを考えて

注文住宅で吹き抜けを作るときには、ほかの空間とのバランスを考える必要があります。

吹き抜けは、単に1階から上階まで天井がなければ良いというものではありません。吹き抜け部分の面積が狭ければ、開放感を感じられなかったり、光をうまく取り入れられなかったりする場合もあります。

しかし、吹き抜け部分が広すぎても、開放的な空間が広がりすぎてしまい、夏は室内を十分に冷やすことができず、反対に冬は室内を暖めることができません。

また、光のバランスがほかの空間と合っているかを考える必要もあります。
吹き抜けを作るときには、広さやほかの空間のバランスを考えるようにしましょう。

希望や予算を照らし合わせながら

注文住宅で吹き抜けを作ると、施工費だけではなく、掃除などのメンテナンスにも費用がかかります。希望する吹き抜けと予算のバランスも大切です。

また、家族が吹き抜けの空間をどのように使いたいと思っているかも、検討するときには大切なポイントです。
それぞれの意見を出し合って、業者と打ち合わせを重ねながら設計を進めましょう。

まとめ

開放的な空間が広がる吹き抜けは憧れる人が多く、注文住宅を建てるときには取り入れたいと思う人も多いでしょう。
吹き抜けには、開放感だけではなく、光の取り入れやすさやコミュニケーションの取りやすさなどのメリットもあります。

しかし吹き抜けには、メンテナンスに手間がかかったり、冷暖房の効きが悪かったりするなどのデメリットもあります。
また、注文住宅で吹き抜けを取り入れるときには、ほかの空間とのバランスも大切です。

吹き抜けを作るときには、注文住宅に希望するものについて家族の意見を出し合いながら、業者と打ち合わせを重ね、暮らしに適したものを実現させましょう。

 

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