ー【リフォーム】 和室から洋室にする工事のポイントと費用を解説!ー
2024.2.17
最近、ライフスタイルの変化や家族構成の変化などで「和室から洋室へリフォームしたい」という需要が増えています。
この記事では、和室から洋室へリフォームする際の工事のポイントや費用について解説しますので、ぜひ参考にしてください。
和室から洋室へリフォームするメリット
和室から洋室へリフォームするメリットは以下のとおりです。家族構成やライフスタイルの変化に合ったさまざまなメリットがあります。
- 掃除が楽になる
- 布団からベッド生活になるため、高齢者に優しい
- バリアフリー化も可能で、車いすも使いやすく介護がしやすい
- 模様替えが簡単になる
- 収納や扉の開閉など、使い勝手がよくなる
和室から洋室へのリフォーム工事の概要
和室から洋室へのリフォームにはさまざまなパターンがあるため、工事内容によって費用は大きく異なります。一般的なリフォーム内容の概要を解説しますので、ご確認ください。
なお、部屋の大きさによっても価格は異なります(以下は4.5〜8畳の価格)。
リフォーム内容 | 工期 | 費用 |
襖を洋室化する場合 | 1~2日 | 3~30万円 |
押入れをクローゼット化する場合 | 1~15日 | 3~50万円 |
畳をフローリング化する場合 | 1~7日 | 5~40万円 |
壁や天井を張替える場合 | 2~4日 | 10~30万円 |
部屋全体を洋室化する場合 | 10~30日 | 25~100万円 |
和室から洋室へのリフォーム工事の詳細
和室から洋室へのリフォームには、要望に応じて工事内容が大きく異なります。工事内容によって、工期や費用が変わるため、よく相談してリフォーム内容を決めましょう。
なお、リフォームは、それぞれの専門家や経験豊富な職人がいる業者を選ぶことが大切です。このような業者では下請け業者を使わないため中間マージンなどの余計な費用もなく、安心してリフォーム工事を任せることができます。
また、経年劣化などにより、建物の下地の劣化が大きい場合は、別途下地工事も必要になるため、信頼できるリフォーム業者を選ぶことが大切です。まれに、さまざまな費用をどんどん上乗せする悪徳業者もいますので、注意しましょう。
襖を洋室化する場合
和室から洋室へリフォームする際には、開閉しやすいドア(開き戸や引き戸)にすると、スムーズに移動しやすくなり、バリアフリー化も図れます。
おもな工事内容は、敷居の設置と調整、扉の交換です。ただし、引き戸だと「気密性や遮音性が低くなる」、開き戸だと「車いすや介護ベッド導入などスペース上の問題が出る」などのデメリットがあるため、用途に応じて選択しましょう。
ドアなど建具のグレードによって大きく費用が変わります。
押入れをクローゼット化する場合
和室から洋室へリフォームする際には、使い勝手が悪い押入れをクローゼット化することをおすすめします。ハンガーパイプの設置だけであれば費用を抑えられます。しかし高さが不足するため、全体もしくは一部を長物用に改造する方が便利でしょう。
なお、ウォークインクローゼットにする場合は、さらに費用と工期がかかります。
クローゼット化に際しての注意すべきポイントは、湿気および結露対策です。
畳をフローリング化する場合
和室から洋室へリフォームする際には、畳をフローリング化することで、掃除がしやすくなり、アレルギー対策にもなります。また、重い家具や介護ベッドの設置や車いすなどでの移動がしやすくなり、便利です。
費用を抑えるため、畳の上にフローリングを敷くこと(重ね張り工法)も可能ですが、カビや耐久性などの問題があるのでおすすめしません。費用がかかっても、しっかりと下地工事を行い、完全なフローリング化を行うことをおすすめします。
マンションの場合は、防音工事(遮音性の高い材料の使用など)が必要となるため、注意が必要です。管理規約を確認して工事内容を決めましょう。防音工事では一般工事よりも費用と工期がかかります。
また、使用する材料や工事内容によって費用や工期が変わるため、よく相談して決めてください。
なお、安心安全なフローリング化には、しっかりとした下地工事を施工できる業者を選びましょう。
壁や天井を張替える場合
和室から洋室へリフォームする際には、雰囲気や部屋の明るさ、掃除のしやすさなどを考慮して、壁や天井の張替え工事をおすすめします。また、同時に照明も交換すれば、より快適に生活できるでしょう。
基本は、クロスなどを貼ることで洋室へリフォームします。ただ、一戸建てで、床の間などの柱が露出した真壁(しんかべ)の場合は、柱を見えなくするマンションタイプの大壁(おおかべ)に変更する工事も別途必要です。費用を抑えたい場合は、どこまで行うかをリフォーム業者に相談してみましょう。
部屋全体を洋室化する場合
和室から洋室へリフォームする場合、上記の工事を別個に行うと、費用や工期が増えることになります。そのため、最初に目的をしっかり考えてリフォーム業者と相談し、まとめて工事を依頼することをおすすめします。
用いる建具のグレードや求める内容によって、費用は大きく異なるものの、一般的には25〜100万円程度です。そのため、予算は最低でも60万円くらいはかかると考えておきましょう。
マンションの場合は、壁の工事は容易であるため、二つの部屋を繋げたり、壁を撤去したりしない限りは、一戸建てよりも費用を抑えることができます。
家族構成や目的によって必要な工事内容は千差万別であるため、信頼できるリフォーム会社にしっかり相談することが大切です。
まとめ
この記事では、和室から洋室へリフォームする際の工事のポイントや費用などについて解説しました。
リフォームの最大のポイントは、信頼できる業者を選ぶことです。さまざまな工事の専門家や経験豊富な職人を抱えているリフォーム業者は、すべての工事を自社で完遂できます。そのため、下請け業者に工事を依頼する必要がなく、余計な中間マージンがかからないうえ、安心してリフォームを任せることが可能です。
信頼できるリフォーム業者を選択し、しっかり要望と費用を相談してから、和室から洋室へのリフォームを依頼しましょう。
なお、不要な工事をすすめてくる業者や要望をしっかり反映してくれない業者には注意が必要です。
大切なお金を無駄にせず、家族が幸せになれるリフォームで、住みやすい家にしてくださいね。
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