ー注文住宅で収納を作るときの注意点7つ|失敗を防ぐポイントとはー
2024.3.22
間取りやインテリア、キッチン設備などを自分たちで決定できる注文住宅。
しかし見落としがちなのが収納ではないでしょうか。
快適な住まいづくりにおいて、収納は重要な要素です。
そこで、注文住宅で収納を設置するときに注意したい点を解説します。
注文住宅で収納を設置するときのポイント7つ
収納は、注文住宅に限らず一般的な住宅にほとんど設置される設備です。
注文住宅は間取りだけでなく、収納の位置や大きさなども自由に決められることがメリットです。
しかしながら、注文住宅が完成し暮らしてみると、
「もっと収納スペースが必要だった」
「違う場所に収納を設置すればよかった」
…などのように、後悔してしまうという方もいらっしゃいます。
せっかく注文住宅で好きな場所に収納を設置できるのに、いざ暮らしてみると収納の使い勝手が悪いのでは、意味がありません。
収納の設置で失敗しないようにするには、どうしたら良いのでしょうか。
次から収納を設置するときのポイントを7つご紹介します。
1.動線を考慮する
動線とは、建物内の人の動きを線で表したもののこと。
この動線上に収納スペースがあると無駄な動きをすることなく、モノの出し入れがしやすくなり便利です。
たとえば、玄関から台所に向かう途中にパントリーがあれば、買ってきた食材をすぐに収納できます。
また、家族全員が集まることの多いリビングでは、家族それぞれが必要な収納スペースを設置すると良いでしょう。
逆に動線から外れた場所に収納スペースがあると、日常生活のなかで無駄な動きが増えてしまいます。
ストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
そのため、家族の動線を考慮して、収納スペースを作ることは非常に重要です。
2.部屋に適した収納を設置する
部屋それぞれに合わせて収納を作ることもポイントです。
キッチンを例に出してみましょう。
キッチンは食材を扱い調理する場所ですので、清潔さが求められます。
食材や食器を収納するスペースには、ホコリが付着しないよう扉を取り付けるのがおすすめです。
また、脱衣所や洗面所では、タオルや洗面道具を収納するスペースを設置するのがおすすめ。
洗濯物を干す場所の周囲には、洗った衣類をかけるハンガーやピンチハンガーをしまえる場所があると便利です。
趣味で使用する部屋がある方は、その部屋に楽器や機器など趣味で使用するモノ専用のスペースがあると満足度が高まるでしょう。
3.玄関の収納スペースは靴のサイズに合わせる
玄関の収納に欠かせないのが、靴を収納するシューズクロークです。
このときに注意したいのが、靴の数だけでなく靴のサイズにも目を向けるということ。
ブーツなど長さのある靴を収納できるスペースも確保しておきましょう。
でないと、「ブーツを収納できなくて困った」という事態になりかねません。
注文住宅は、収納スペースも自由に設置できることが強みですから、靴に合わせてシューズクロークを作りましょう。
そのほか、玄関には掃除道具を収納するスペースを設置するのもおすすめです。
外部からの汚れが付着しやすい玄関を室内と同じ掃除道具を使って清掃することに抵抗があり、玄関専用の掃除道具をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
玄関専用の掃除道具入れがあると、何かと便利です。
4.将来を見据えて収納スペースを設置する
注文住宅を建てるときには、実際の暮らしを見据えて間取りや設置する設備、そして収納を決めるのではないでしょうか。
しかし、暮らしは変化するものであることを忘れてはいけません。
将来の暮らしを考慮して収納を設置することで、ライフスタイルに変化があっても対応できる住まいになります。
今は夫婦二人だけの生活であっても、将来子どもが生まれるかもしれません。
そうなったときに備えて、お子さまのおもちゃや洋服などを収納できるよう、予備の収納スペースを作っておくと良いでしょう。
小さな部屋やロフトなどを作っておき、それを収納スペースとして活用するのも手です。
将来のライフスタイルの変化を予測したうえで、収納スペースを作ると長きにわたって心地よく住める住まいになるでしょう。
5.業者に相談する
注文住宅を建てるときには、一般的には間取りや設備などについて業者と相談をしながら設計します。
その際、収納について相談するのをお忘れなく。
プロならではのアイデアやアドバイスをもらえるでしょう。
また、自分たちでは「この場所にこの収納があったら便利だ」と思っていても、構造上、収納スペースを作れないということもあり得ます。
業者と収納について打ち合わせをするときには、次を明確にしておくとスムーズです。
・収納を設置したい場所と使用目的
・家族構成
・ライフスタイル
・将来の理想の家族構成やライフスタイル
明確であればあるほど、的確なアドバイスがもらえます。
6.予算を明確にする
収納を設置するには、当然ながら費用が発生します。
注文住宅を建てるために、ある程度の予算を確保しておいたにも関わらず、収納にこだわりすぎたばっかりに予算オーバーになってしまったいう事態は避けたいところです。
予算内でどのような収納が設置できるか、業者と相談しながら決定しましょう。
予算がオーバーしてしまい、何かを諦めなくてはいけない場合は、優先順位を明確にしておくと的確な判断ができます。
7.【番外編】断捨離するのも手
所有物を思い切って手放す断捨離をするのも一つの手です。
注文住宅で好きなように収納スペースが作れるといっても、あまりにもモノが多くて入りきらないということもあり得ます。
少々乱暴な方法ですが、住まいに合わせてモノを減らすことも検討しても良いでしょう。
モノを減らせば、最低限の収納スペースで事足り、その分部屋を広くすることが可能となるかもしれません。
まとめ
注文住宅で必要な場所に必要な収納を設置すれば、モノが散らかることなくスッキリと暮らせます。
しかし、そうするためには、収納スペースを設置する位置や大きさ、数などを的確に決める必要があります。
この記事で紹介したポイントを参考にしながら業者と相談すれば、ご自分に合った収納スペースを設置できるでしょう。
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