ーリフォーム時にクッションフロアを選択するメリットとデメリットー
2024.5.17
リフォームを検討する際、床材の選択は部屋の全体的な雰囲気に大きな影響を与えるため、重要です。
選んだ床材がデザイン性と機能性を持ち合わせていれば、居住空間をより快適で機能的に改善できる可能性があります。
クッションフロアはその多様なデザインオプションと優れたコストパフォーマンスで、リフォームにおいてよく選ばれる選択肢の一つです。
本記事では、リフォームで好まれるクッションフロアのメリットとデメリットについて詳しく説明します。
さらに、どのタイプの部屋に適しているかについても紹介するので、選び方の参考にしてください。
クッションフロアのメリット・デメリット
クッションフロアはその柔らかさが最大の特長です。
フローリングなど他の床材に比べて、使用されている素材が柔らかいため、より快適な歩行感を提供します。
フロア材の主要成分は塩化ビニールで、その下には衝撃を吸収するためのクッション層が設けられています。
この層により、落とした物の衝撃も効率よく吸収できます。
クッションフロアは一般的に約2mmの厚さですが、4mmの厚さを持つ製品もあります。
また、多くのクッションフロアは表面にガラス剤を塗布し、デザイン性が豊富です。
そのため、レンガ調、木目調など、部屋の雰囲気に合わせた多様なオプションが選べます。
クッションフロアのメリット
クッションフロアを選ぶ最大のメリットはコストパフォーマンスの高さです。
市販のクッションフロアは10cm単位でカットして購入でき、部屋のサイズや形状に完全に合わせられるため、非常に経済的です。
予算に合わせて簡単に部屋の見た目を変えたいときに便利でしょう。
さらに、クッションフロアはビニール製で水をはじくため、キッチンやバスルーム、洗面所など水周りに最適です。
汚れが付きにくく、簡単に拭き取れるので、清掃の手間も省けます。
柔らかな材質のため、小さな子どもや高齢者が転んだ際にも衝撃を吸収し、安全性を提供します。
クッションフロアのデメリット
クッションフロアは多くのメリットがありますが、リフォーム時にはいくつかのデメリットも考慮する必要があります。
まず、柔らかさから重い家具を置くと跡がつきやすいのがデメリットです。
柔軟性がある一方で、圧力には弱いため、家具の跡を防ぎたい場合は、直接床に置かず、保護マットを使用するなどの対策が必要です。
また、クッションフロアは熱に敏感で、高温での使用は変色や形の変形のリスクをともないます。
長期間の直射日光にさらされると材質が劣化しやすく、剥がれる原因にもなるため、強い日光が当たる場所では使用を控えてください。
さらに、通気性が低いため、適切なメンテナンスを行わないと床下に湿気が溜まり、カビが発生する可能性もあります。
クッションフロアはリフォームに適した選択
クッションフロアは、リフォームプロジェクトにおいて特に適した床材です。
扱いやすく、設置や交換がシンプルであることから多くの方に好まれています。
さらに、ほかの床材に交換する際も簡単に取り外せることが、大きなメリットです。
家庭でのライフスタイルが変わったり、子どもが成長したりして、床のリフォームを検討する際にも、クッションフロアの使い勝手のよさからよく選ばれています。
コストの面でも非常に効率的であり、リフォーム費用を低く抑えつつ床を新しくできます。
クッションフロアを選ぶ際には、将来のリフォームを見据えて、どのタイプが最適か、また設置方法についても建物に負担をかけないよう専門業者との詳細なプランニングが重要です。
クッションフロアの施工費用
クッションフロアの設置費用は、1平方メートルあたり約2,000円〜4,500円です。
たとえば、6畳の部屋をリフォームする場合、費用はおよそ30,000円〜50,000円が目安です。
クッションフロアを更新する際、剥がれを防ぐためにソフト巾木の交換が必要になることもあり、追加費用が発生する場合があります。
最終的なリフォーム費用は、床の状態や面積、選択するクッションフロアのタイプによって異なるため、正確な見積もりは専門業者に確認してください。
クッションフロアの施工方法
リフォームでは通常、既存の床材を除去し、新しいものを設置します。
既存の床がクッションフロアの場合は、ヘラやカッターなどの専用工具を使って丁寧に剥がします。
また、新しいクッションフロアを既存のものの上に直接貼り付ける方法も一般的です。
工程が少なくコストを抑えられますが、床の厚みが増すことによりドアの開閉に影響が出る可能性があります。
床の厚みが増えると、その感触の変化が問題になることもあるため、施工前に業者と十分な相談を行うことが大切です。
リフォーム計画時の相談
リフォームを始める前には、専門業者との相談を最初に行うことが重要です。
特に床材を更新する際は、建物の現在の状態や床の損傷具合によって、追加で修繕が必要になる場合があります。
修理にはコストが発生するかもしれませんが、適切な処理を施さずに作業を進めると、後に建物に深刻なダメージを与えかねません。
床リフォームを検討している場合、どのリフォーム方法が最適かを専門業者に診断してもらい、それに基づいて計画を進めることが賢明です。
まとめ
この記事では、クッションフロアの特性とリフォーム時のメリット・デメリットを説明しました。
クッションフロアは、その柔軟性で汚れを簡単に拭き取れる上、コスト効率も非常に高いです。
また、衝撃吸収性があり、そのコストパフォーマンスから、リフォームで頻繁に選ばれる素材です。
リフォームするときは条件に合った最良の方法を見つけるために、専門業者への相談が最必要不可欠です。
クッションフロアの施工を検討している場合は、専門業者と相談して計画をスタートさせましょう。
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