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ー注文住宅の保証で後悔しないために知っておきたい基礎知識と確認ポイントー

2026.2.13

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注文住宅の「保証」と「保険」を整理しよう

注文住宅を建てるとき、よく出てくるのが「保証」と「保険」です。似ているようで役割が違うため、ここを整理すると不安がぐっと減ります。保証は、主に施工会社やメーカーが「一定期間、欠陥があれば直します」と約束する仕組みです。一方で保険は、万が一の事故や損害に備える仕組みで、加入主体や補償範囲が商品ごとに異なります。さらに、保証の中には法律で最低限求められているものと、会社独自で上乗せしているものがあります。

最初に意識したいのは「どこまでが法律上の範囲で、どこからが独自サービスなのか」を見分けることです。独自保証は魅力的に見えますが、条件や免責が細かいこともあります。契約前に書面で内容を把握しておくと、引き渡し後に「思っていたのと違う」を防げます。

法律で決まっている最低限の保証の考え方

新築住宅には、最低限守られるべき範囲があります。特に雨漏りや構造に関わる部分は、生活に直結し修理も大掛かりになりやすいので、制度として手当てされています。ここは会社ごとの差が出にくい一方、実際の対応の速さや説明の丁寧さは会社で差が出やすいポイントです。

独自保証は「条件」をセットで見る

独自保証は期間が長いほど安心に見えますが、実は「定期点検を受けること」「指定のメンテナンスをすること」など条件が付くことが多いです。条件を満たさないと保証が継続しないケースもあるため、期間だけで判断せず、維持に必要な手間や費用感も含めて確認しましょう。

保証内容で特に確認したい主要ポイント

保証は「何年か」よりも「何が対象か」が重要です。例えば、同じ“保証”でも、構造の話なのか、設備の話なのか、仕上げの話なのかで範囲は大きく違います。注文住宅は部材が多く、関係する会社も複数になりがちなので、トラブル時に「どこに連絡すればいいのか」が曖昧だと時間がかかります。

ここでは初心者でも押さえやすい確認ポイントを整理します。資料を見るときは、保証書・約款・契約書のどこに記載があるかをチェックし、口頭説明だけで終わらせないのがコツです。分からない言葉があれば、その場で意味を聞いてメモしておくと後で迷いません。

構造・雨漏りに関する範囲と判断基準

土台や柱などの構造部分、そして雨水の侵入を防ぐ部分は、保証の中心です。ただし、雨漏りでも原因が「施工」なのか「台風などの自然災害」なのかで扱いが変わることがあります。保証対象になる条件、対象外になる条件をセットで確認し、写真や点検記録を残す運用も考えておくと安心です。

設備保証はメーカー保証との関係に注意

キッチンや給湯などの設備はメーカー保証が付くことが一般的です。施工会社の保証と重なる部分もありますが、窓口が違うと対応が遅れる原因になります。「不具合が出たらまずどこに連絡するか」「メーカー対応になる場合の流れ」を確認しておきましょう。保証期間だけでなく、出張費や部品代の扱いも見ておくと後で揉めにくいです。

保証が切れる典型パターンと回避策

「保証があるから大丈夫」と思っていたのに、実際には対象外だったというケースは少なくありません。多くは、免責事項や施主側の管理不足、第三者の工事が絡んで起こります。例えば、入居後に自分で壁に穴を開けたり、外構工事の際に防水を傷つけたりすると、原因がどこにあるかの切り分けが難しくなります。

だからこそ、保証を活かすには“やっていいこと・やらない方がいいこと”を把握し、記録を残すことが大事です。点検の案内が来たら後回しにせず、軽微な不具合でも早めに連絡する。これだけで、保証トラブルの多くは避けられます。

定期点検を受けないと不利になりやすい

独自保証の継続条件として定期点検が組み込まれていることがあります。案内を見落としていた、忙しくて先延ばしにした、という理由で条件未達になると、後で大きな痛手になります。スケジュールは引き渡し時にまとめて控え、変更があれば書面やメールで残すようにしましょう。

施主側のメンテ不足と判断されやすい例

換気不足による結露やカビ、排水の詰まり放置、雨どいの清掃不足などは、保証対象外になりやすい代表例です。難しいメンテは不要でも、日常でできる範囲の管理が求められることがあります。取扱説明書の「やってはいけないこと」を一度確認し、家族にも共有しておくと安心です。

引き渡し後の不具合対応をスムーズにするコツ

保証を実際に使う場面では、連絡の仕方と情報の出し方が重要です。感覚的に「変だな」と思っても、相手が状況を判断できないと現地確認まで時間がかかります。連絡するときは、発生場所、いつから、どんな条件で起きるかを整理し、写真や動画を添えると対応が早くなります。

また、担当窓口が複数ある場合は、一本化できるか確認しておくと楽です。施工会社が一次受付をしてメーカーと調整してくれるのか、施主が直接メーカーに連絡するのかで負担が変わります。保証の価値は“範囲”だけでなく“運用のしやすさ”でも決まるので、実務目線で確認しましょう。

連絡時に伝えるべき情報テンプレ

次の項目を揃えるだけで、やり取りがかなりスムーズになります。
場所、症状、発生時期、頻度、直前にしたこと、写真や動画、緊急度。
例えば水漏れのように緊急性が高い場合は、止水や安全確保を優先しつつ、早急な対応が必要である旨を明確に伝えると動きが早くなります。

記録を残すと「対象外」判定を避けやすい

点検結果、修理履歴、やり取りのメールやメモを残しておくと、原因の切り分けがしやすくなります。小さな不具合でも放置せず、早めに相談した記録があると「管理不足」と判断されにくくなります。写真は全景→寄りの順で撮ると、後で説明しやすいです。

契約前に必ず確認したいチェックリスト

保証は契約後に比べ、契約前のほうが交渉や確認がしやすいです。資料をもらったら、雰囲気で納得せず、疑問点をリスト化して潰していきましょう。特に、保証期間の延長条件、点検の頻度、費用が発生するメンテの有無、窓口の一本化、第三者工事時の扱いは要注意です。ここが曖昧だと、住み始めてから困りやすいです。

確認するときは、担当者に質問して終わりではなく、回答をどの資料のどこに書いてあるかを確認するのが安全です。言った言わないを防ぎ、安心して家づくりを進められます。

チェックリストの例

保証範囲はどこまでか、対象外の条件は何か、点検の回数と予約方法、点検を受けない場合の影響、修理時の費用負担、設備不具合の連絡先、第三者の工事やリフォーム時の注意点、自然災害時の扱い、保証書の受け取り時期。
このあたりを押さえるだけでも、保証の見落としはかなり減ります。

長期の安心は「保証+日常の管理」で決まる

どれだけ保証が手厚くても、日常の換気や清掃、異変の早期連絡がないと効果が薄れます。難しいことをやる必要はありませんが、家を長持ちさせる基本動作を続けることが、結果的に修理費も抑え、快適さも維持できます。保証を“使うため”ではなく、“使わなくて済む状態を保つため”に活かす意識が大切です。

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